利用者のJOです。
「もう10月、時の経つのは早い」と昨日の冒頭に書きましたが、「えっ、もう10月?」と驚くのはきっと私だけではないでしょう。若い頃、子供の頃は一年がもっともっと長く感じられたものです。
この感覚について、以前NHKの「ボーっと生きてんじゃねーよ!」のあの番組で取り上げられていたのを思い出しました。
「なぜ大人になると時間があっという間に過ぎていくように感じるのか」。という質問のその答えはシンプルで、「ときめかなくなったからー」でした。
子供の頃は毎日が初めての体験の連続です。初めての場所、初めての人、初めての出来事。その積み重ねが日々を濃くし、時間をゆったりと感じさせてくれていたのだそうです。ところが大人になると、同じことの繰り返しが増え、新鮮さや驚きが薄れていく。結果として時間が駆け足のように過ぎてしまう感覚になるのだとか。
では、私たちはどうすればいいのか。番組では「新しいことに挑戦する」「小さなことでも『楽しい』『面白い』を感じる心を持つ」ことが大切だと紹介されていました。とはいえ、「そんなこと出来りゃ苦労はしないよ」と思ってしまうのも正直なところ。
でも、そこで諦めてしまうのは少し惜しい気もします。「挑戦」の方はハードルが高いですが、「小さなことを面白がる」のなら出来るかも。
毎日が特別でなくても、同じ繰り返しの中にふと見つかる小さな変化・・・空の色や季節の匂いに気づくだけでも、ほんの少し救われるのではないでしょうか。
気が付けばもう10月。「もう」とボヤきつつも、「まだ」3カ月も残されています。せいぜい、できる限りの「小ネタ」を集めて過ごしてみたいと思います。

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