愛媛県松山市の就労継続支援事業所

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数学のお話

利用者のJOです。
このあいだ書いた数学の教科書の話を友人としていたら、数学好きなその友人が、「じゃあ、1÷0っていくつになるんだろうね?」と聞いてきました。
私は何の気なしに「1×0=0なんやから、答えは0でいいんやないの?」と返しました。すると友人は首を振って、「それは違う」と言うのです。「割り算ってね、かけ算に直して考えるとええんよ。6÷2=3なら、2×3=6になるやろ?つまり、割り算の答えは“どんな数をかけたら元の数に戻るか”を探すことなんや」
そして「1÷0」についてはこう続けました。「1÷0=?っていうのは、0×?=1の?を探すことになる。でも0に何をかけても0にしかならない。だから0×?=1を満たす?(答え)なんて存在しないんよ。数学ではそれを『未定義』って言うんやで。」とドヤ顔をされてしまいました。
なるほどねえ、面白い話でした。未定義、なんて初めて聞いた……面白っ。そこで思わず私は聞きました。「未定義かあ? 面白いなあ。数学って必ず答えが出るものだと思い込んでたわ。未定義って他にもいっぱいあるん?」
友人は嬉しそうに答えます。「あるよ。いくつかね。マイナスのルートとかタンジェント何々とか・・・・・・」でも、途中で私は口をはさんでしまいました。「へえ、あるんやね。ありがとう。ところで…」結局、話題を変えてしまう自分。訊いた私が悪かった。その場では理解した顔をしていたけれど、1÷0のことも家に帰ってようく考えないとアカンのにそれ以上はムリムリ。

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