愛媛県松山市の就労継続支援事業所

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50ccエンジンの終焉

利用者のJOです。
先日、人生で初めてテレビの街頭インタビューを受けました。恥ずかしいので断ろうと思いましたが、画面越しでいつも見ていた感じのいいアナウンサーだったので「少しなら」と答えることにしました。

 質問はこうでした。
「この度、50cc原付バイクの生産が廃止されることについて、どう思いますか?」--何でも松山市の50ccの普及率は日本一なんだとか。
 私は反射的に、「排ガス規制の関係なので、仕方がないと思います」と答えました。
 けれど帰ってから少し調べてみると、話は少し複雑でした。

 まず、「50ccのバイクが乗れなくなる」というわけではないのです。免許制度そのものは変わらず、これまで通り原付一種の免許で乗ることはできます。変わるのは“車両のほう”。生産メーカーが、より厳しくなった排ガス規制に対応するために、50ccエンジンを廃止し、代わりに110~125ccクラスのエンジンに速度リミッターを付けたモデルを開発・販売していく方針なのだそうです。
 50ccのエンジンは、出力が小さいために発進時に負担がかかりやすく、その際に排気ガスが多く出るし、それに加えて暖機運転をしないうちに発進するともっと余計な排気ガスを出すそうです。つまり、環境負荷を考えると小さいエンジンほど“エコ”ではないという、少し逆説的な事情があるのです。

 生産がされなくなるということで何年か何十年か後には本当になくなってしまうのですがすこしさびしい気もします。

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