愛媛県松山市の就労継続支援事業所

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手話と英会話

利用者のJOです。

 NHKのEテレで「高校英語コミュニケーション」という番組を見ました。今、高校のカリキュラムに含まれているそうで、率直に言って、うらやましかったです。はるか昔、私が高校生だった頃は、こんな授業はありませんでした。英語といえば、教科書の文章を訳し、文法を覚え、テストで穴埋め問題を解く。会話といっても文字面でやっただけでした。
この番組では「伝えたいことをどう表現するか」という実践的なコミュニケーションがテーマ。登場するアニメの生徒たちが、互いに意見を交わしながら、自分の思いをどう伝えるかを考えている様子が印象的でした。

 見ているうちにふと、「これは手話にも通じるな」と思いました。手話も単なる単語の積み重ねではなく、「どう伝えるか」「相手に伝わったか」を重視する言語です。英会話と同じく、相手の表情や反応を見ながら調整する“やり取り”の言語。単語や文法の正確さよりも、気持ちや意図の共有が大切だと思います。

 高校の英語教育が変わってきたように、手話もまた“会話の感覚”を育てる学び方が大切なんだろうと感じました。

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