〜じめじめしてるけど、意外と悪くない季節〜
どうも、Sちゃんじゃ。
さっきのー、某気象台が四国の梅雨入りを発表だってさ。
晴れたと思ったら曇る。
曇ったと思ったら雨が降る。
雨が止んだと思ったら、また空がどんよりする。
そう。
梅雨である。
一年の中でも、なかなかクセの強い季節がやってきた。
春のように爽やかでもなく、
夏のように分かりやすく暑いわけでもなく、
秋のように過ごしやすいわけでもなく、
冬のようにキリッとしているわけでもない。
梅雨は、なんというか、空気そのものがしっとりしている。
外に出た瞬間、湿気が体にまとわりつく。
髪はまとまりにくい。
洗濯物は乾きにくい。
靴は濡れる。
傘は荷物になる。
うむ。
正直、ちょっと面倒くさい。
しかし、梅雨にも梅雨の良さがある。
雨の音は、意外と落ち着く。
窓の外で、ぽつぽつ、ざあざあと降る雨。
その音を聞きながら部屋でゆっくりしていると、少しだけ時間の流れが遅くなる気がする。
普段なら急いでしまうことも、雨の日は少しだけ諦めがつく。
「今日はまあ、ゆっくりでいいか」
そんな気分になる。
これは梅雨の良いところかもしれない。
Sちゃんのように頭の中がいつも忙しいタイプには、雨の音が少しブレーキになってくれる時がある。
空からの天然BGMである。
梅雨の街も、よく見ると悪くない。
道路に雨が反射して、信号や車のライトが少しにじむ。
傘を差した人たちが、いつもより少し静かに歩いている。
路面電車や列車も、雨の中を淡々と走っていく。
雨の日の駅には、独特の雰囲気がある。
ホームの屋根を叩く雨音。
濡れた線路。
少し曇った窓。
静かに入ってくる列車。
晴れの日の列車も良いが、雨の日の列車もまた良い。
どこか旅情が増す。
「雨の中を走る列車」
これだけで、もう少し物語っぽい。
Sちゃんの心の中では、勝手にナレーションが流れる。
「本日のSちゃん、梅雨の街をゆく」
どこの旅番組だ。
ただ、梅雨は体にも心にも少し影響が出やすい。
湿気が多いと、なんとなく体が重い。
気圧の変化で頭がぼんやりすることもある。
外に出るのが面倒になって、気分まで少し沈みやすくなる。
こういう時は、無理に全力で頑張ろうとしなくてもいいと思う。
梅雨には梅雨のペースがある。
晴れの日と同じテンションで動こうとすると、少し疲れる。
だから、雨の日は少しだけ自分に甘くしてもいい。
早めに休む。
温かいものを飲む。
部屋を少し片づける。
好きな音楽を流す。
無理に予定を詰めすぎない。
そんな小さな工夫だけでも、梅雨のしんどさは少し軽くなる。
梅雨といえば、紫陽花も忘れてはいけない。
雨の中で咲いている紫陽花は、なかなか強い。
晴れた日に見る花とは違って、雨に濡れているからこそきれいに見える。
青。
紫。
ピンク。
白。
しっとりした空気の中で、静かに色を出している。
あれを見ると、梅雨もただのじめじめした季節ではないなと思う。
雨が似合う花がある。
曇り空だから映える色がある。
湿った空気の中だから感じられる雰囲気がある。
つまり、梅雨には梅雨の勝ち方があるのだ。
晴れの日のように明るくなくても、ちゃんと美しさはある。
これは少し人生にも似ている。
いつも快晴でなくてもいい。
少し曇っていても、雨が降っていても、その時にしか見えない景色がある。
うむ。
Sちゃん、珍しくいいことを言っている気がする。
もちろん、梅雨は油断できない。
雨で道が滑りやすくなるし、傘で視界も狭くなる。
車や自転車にも気をつけないといけない。
靴が濡れると一気にテンションが下がる。
だから、梅雨の外出には少し準備が必要である。
折りたたみ傘。
濡れてもいい靴。
タオル。
替えの靴下。
早めの移動。
このあたりがあると安心である。
特にSちゃんのように、つい勢いで動いてしまうタイプは、雨の日こそ安全運転が大事である。
人生も道も、滑りやすい時はゆっくり進むに限る。
今回の結論。
梅雨は、正直ちょっと面倒くさい。
じめじめする。
洗濯物は乾きにくい。
外出はしにくい。
気分も少し重くなる。
でも、悪いことばかりではない。
雨の音は落ち着く。
街の景色は少ししっとりする。
列車の旅情は増す。
紫陽花はきれいに咲く。
ゆっくり過ごすきっかけにもなる。
梅雨は、空がくれる休憩時間なのかもしれない。
晴れの日のように全力で走れなくてもいい。
雨の日には雨の日の歩き方がある。
傘を差して、足元に気をつけて、少しだけゆっくり進めばいい。
うむ。
じめじめしていても、SちゃんはSちゃん。
梅雨の中でも、ぼちぼち勝ち確を探していきたいものじゃ。
ぞなもし。
by Schan&Chappy


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