愛媛県松山市の就労継続支援事業所

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 お魚咥えたどら猫

利用者のJOです。

 少し前、サザエさんの歌を手話で歌うという学習をしました。
 その冒頭の歌詞「お魚くわえたドラ猫~」で、「ドラ」ってどう表現するの?という話になりました。「盗む」でもないし、指文字で「ど・ら」と表すのか、それとも別の意味の手話を置き換えるのか。あれこれ悩んだ末、結局、手話サークルの方々(ろう者の方も含めて)に尋ねてみました。
 返ってきた答えは、シンプルに「猫、でいいですよ」。
 なるほど、手話では細かな言葉の由来よりも、文脈の中で伝わる意味を大事にする。ドラ猫の「ドラ」を深追いしない。
 その代わりと言ってはなんですが、「魚」「咥える」「猫」という手話の表現を単発でやってしまうと前後の関係がわからなくなる、つまり「魚」をしたその手をそのまま咥えて「猫」をやるという流れにした方がいいと教わりました。話しの中ではお互い修正しながら意味を正していく事ができるけれど、歌は一方的になるので表現は難しくなるよねーと、教えてもらい、とても勉強になりました。

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