利用者のJOです。
先日、とある大規模商業施設のイートイン・フードコートで、カップコーヒーを飲んでいました。
時間は18時ごろ。外はもうすっかり暗くなっています。
そのとき、隣のテーブルにイケメンの男子高校生が二人座りました。大きな通学カバンを抱え、その手にはカップラーメン。慣れた様子で給湯機のところへ行き、お湯を注いで戻ってきました。
時間からして、きっと部活の帰りなのでしょう。家にまっすぐ帰る前に、少し小腹を満たしてから、これからまた勉強なのかもしれません。そう思った瞬間、若いころの自分と今の自分を、つい比べてしまいました。
若いころは、時間などいくらでもあるような気がしていました。明日という日が当たり前のように続いていくものだと疑いもしなかったのです。年を重ねてから、そうではなかったと気づく。バカだったなあ。もっと早く分かっていれば、などと、ありがちな後悔が頭をよぎりました。
けれど、彼らを眺めているうちに、ふと思い出しました。
そういえば、自分もあの頃、部活をして、勉強もして、なんならアルバイトもしてた。それなりに必死に毎日を過ごしてたやん、(イケメンではなかったけど・・・)と。振り返ると、今の方がよほど無為に日々を過ごしている気がします。後悔するだけでいい気になっているんだなあ。
ラーメンが出来上がり、二人は勢いよくすすり始めました。湯気と一緒に漂ってくる匂いが、食事前の私の空腹を刺激します。私はこのあと家に帰って夕飯を食べ、ぼんやりテレビを見て、スマホを少し眺めて、そのまま眠るだけでしょう。
「若者よ、頑張れよ」
心の中でつぶやきながら、私は席を立ちました。
帰宅してからも、二人のことが頭に残っていて、申し訳程度に本を開いてみました。ページはあまり進みませんでしたが、それでも何となく、気持ちは落ち着きました。
そういえば、読書もしなくなったなあ。本屋にも行ってみようかな、と思いました。

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