愛媛県松山市の就労継続支援事業所

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秋の七草

利用者のJOです。
 桔梗の花を見かけました。あれ?六月ごろにも咲いていた気がするけど、桔梗ってたしか「秋の七草」のひとつだったはず。やっぱり今頃咲くのが本当なんだろうな、と足を止めて眺めてしまいました。
 「春の七草」は「七草がゆ」でおなじみですが、「秋の七草」は食べるのではなく眺めて楽しむ七草です。萩(はぎ)、尾花(おばな=ススキ)、葛(くず)、撫子(なでしこ)、女郎花(おみなえし)、藤袴(ふじばかま)、そして桔梗(ききょう)。どれも素朴で控えめな感じで、日本古来の秋という感じがします。
 この七つは奈良時代の歌人・山上憶良(やまのうえのおくら)が詠んだ歌に由来しているのだそうです。「萩の花 尾花葛花 瞿麦の花 姫部志 また藤袴 朝貌の花」とあり、「瞿麦」の読みは「なでしこ」、最後の「朝貌(あさがお)」が今でいう桔梗のこととされています。
 覚え方としては・・・、って別に覚えなくてもいいけど、なぜか「覚え方」を覚えています。子供のころ教わったような・・・。
 頭文字を取って「お好きな服は?」(お:女郎花/す:すすき/き:桔梗/な:なでしこ/ふ:藤袴/く:くず/は:萩)という語呂合わせです。
 「はぎききょう、くずふじばかま、おみなえし、おばな(すすき)なでしこ、秋の七草」と短歌でで覚える方法もありました。七五調はやっぱり覚えやすいリズムですね。
 他にもあるのか調べてみると、最近では「ハスキーなおふくろ」というのがあるそうです。。ハ=萩、ス=ススキ、キ=桔梗、ナ=撫子、オ=女郎花、フ=藤袴、ク=葛、ロはただの付け足し・・・万葉集とのイメージがかけはなれていて、逆に覚えやすいのかな。

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