利用者のJOです。
前回、高校の授業に「英語コミュニケーション」というのができていた、という話を書きました。そして、その手法を知る事は「手話」の勉強法にすごく役立つのではないのか、と。
その英語コミュニケーションの授業の中に「一枚の絵を使って会話を広げる」という手法があります。絵の中に描かれた人物や物、場面を見て、自分が感じたことや気づいたことを言葉にして伝える練習です。全体の印象でも、一部の描写でも構いません。その人のレベルの範囲で、自分が伝えたい内容を自分の言葉で表現していくところに、この手法の良さがあります。観察し、感じ、言葉にする。その積み重ねが自然なコミュニケーションの力を育てていきます。教科書や先生に提示された単語や構文を書いたりしゃべったりするのではなく、自分が伝えたいことを自分のレベルで精いっぱい頑張ってひねり出してしゃべる、というのがとても有効なのです。この手法で「手話」もがんばって上達出来たらいいな、と思います。

コメント