愛媛県松山市の就労継続支援事業所

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オススメの本⑩

おはこんにちばんは\( *°ω°* )/
GEN気ブログのYです(੭ ›ω‹ )੭
今日は「オススメの本⑩」について書いていこうと思います٩(>ω<*)و

おすすめする本は「自閉症の画家が世界に羽ばたくまで」です。

以前のブログで紹介した愛媛県美術館でのイベント「南海放送開局70年記念 石村嘉成展 いきものだいすき」の石村さん家族についての本です。

2013年に第2回新エコールドパリ浮世・絵展ドローイングコンクール入選、 審査の結果、優秀賞を受賞。これを機に、 各地で個展を開くたびに入場者数記録を更新している、愛媛県新居浜市在住のアーティスト・石村嘉成さん。

この本は、生後2歳で自閉症と診断された嘉成さんの社会との関わり方に苦悩した両親による必死の子育ての記録です。

小学校は普通学級に通わせる代わりに、毎日教室で授業に付き添うなど、全てを子の 「療育」に捧げた母・有希子さんは、嘉成さんが11歳のとき、がん闘病の末に亡くなりました。

父の和徳さんは、奥さんの想いを継いでシングルファーザーとして嘉成さんの療育に励み、 中学高校と普通学級に通わせ、高校3年間は無遅刻無欠席で父子一緒に自転車で登下校したそうです。

高校3年の絵画の授業で版画に出会った嘉成さんは才能を開花させ、大好きな動物や生きものたちの姿を題材に、次々と作品を生み出していきます。

一見、順風満帆にも見える嘉成さんの成長ですが、暴れる息子を前に「我が子を暴君にしない。 親が子どもの奴隷にならない」という、壮絶な覚悟の「療育」が今でも続いていると言います。

この本を書いたのは父の和徳さんですが、本の中には、亡くなった有希子さんが遺した胸を打つ日記も多数掲載されています。

「この記録を 社会のために役立てて」と妻が言っている気がする、と和徳さんは本で語っています。

石村さん家族の25年にも及ぶ苦闘の記録を記したこの本は、子育てに悩める人々や、障害にかかわる人々に様々なヒントや希望を与えてくれます。

私はこの本を、イベントを紹介してくれた祖母に借りました。一緒に行った友達が貸してくれたそうです。

イベントのブログを書いた時は、自分に合った道が見つかっていいなと思っていましたが、嘉成さんの才能開花と社会参加の裏には、血が滲むように凄まじい家族の支えと頑張りがあったことが分かって、すごく勇気をもらえました。

という感じで「オススメの本⑩」でした‎!
気になった方は是非調べてみてくださいね!!
今回のブログはこれで終わりにします‪o(*゚▽゚*)o
時間がある時に良ければ気が向いら読んでいただけたら嬉しいです(´ᐛ )
ではでは今日はこの辺で失礼します( ・∇・)

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