愛媛県松山市の就労継続支援事業所

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取り組みの紹介⑴

おはこんにちばんは│ε:)_
GEN気ブログのYです( ´꒳` *)
今日は「取り組みの紹介⑴」について書いていこうと思います(°∀。)

紹介するのは「蚕都Grants」プロジェクトです!

https://santogrants.studio.site/about

蚕都Grants(さんとぐらんつ)は、障害者である私たちが、古民家を利活用して地域の文化喪失、過疎、障害者の働き方について公益性のある情報を発信するプロジェクトです。
障害者や地域の課題解決に向けて積極的に取り組んでいます。

発起人のKYMさんの地元である綾部市は、その昔「蚕都」と呼ばれ、農業を営む多くの民家においても養蚕を副業的な生業としていたそうです。
しかし、過疎化や担い手の不足によって養蚕文化は失われつつあります。
また、養蚕農家だった古民家の文化的価値も非常に高いのですが、活用されずに朽ち果ててしまい、また、耕作されない農地も荒地となっているのが現状です。

そこで、地域の精神・発達障害者が、古民家で大切な養蚕文化を学び残すことを仕事として、その情報を発信できないだろうかと考え、「蚕都Grantsプロジェクト」はスタートしたそうです。

「精神・発達障害者が特性を活かして働ける場所をつくりたい」
「障害当事者が集まり情報共有する拠点をつくりたい」
「地元の養蚕文化喪失や過疎の問題を解決したい」

そんな思いで活動されています。

KYMさんが「やってみたい」と思ったきっかけは、たくさんありるそうです。
・障害の「社会モデル」を知ったから
・「死にたい…」と話してくれたASD+二次障害の友人がいるから
・「生きづらさ」を感じているから(ADHDと診断されている)
・文化が消失することに危機を感じたから
・「Society」と日本の現代「社会」は意味が違うと知ったから
・社会とは「共通の目的のために自由な主体として関わってもいい」ものだから
「自分たちでつくっていい」ものだと知ったから
・誰かに期待して文句言っても変わらないから
・もう待ってはいられないから
・社会変革をもたらしそうなデジタルツールが出てきたから

精神・発達障害があるために、インフラである教育を満足に受けられず、挑戦や能力を伸ばす機会も失い、また社会の求める能力とは一致しない場合も多く、社会適応を強いられる方々を目の当たりにして、また、自分自身も発達障害の診断を受けて、生きづらさを感じてきたADHD当事者でもあるため、上に書いたようなたくさんの思いが積み重なって、プロジェクトの発起に至ったそうです。

「蚕都Grants」プロジェクトのメンバーは全員が精神・発達障害者で、職場環境や業務によって症状が悪化し、退職した経験があるそうです。
その要因は個人にもありますが、多くは社会やビジネスの構造にもあり、精神・発達障害者当事者の多くは「働きたいのに働けない」というジレンマを抱えているとKYMさんは考えます。また、当事者が気軽に集まれるような場所も多くないことにも問題を感じているそうです。

そのため、障害当事者たちが社会課題を解決するための新しいコミュニティをつくることを目指しています。

これは京都のプロジェクトですが、地域の伝統文化を障害者が守るってとても素敵だと思いませんか?愛媛にもこういう取り組みがあればいいなと思います。

いかがでしたか?この取り組みが気になったらホームページを見てみてくださいね!
今回のブログは短くなってしまったですがこれで終わりにします!!
このブログも時間がある時に良ければ気が向いたら読んでいただけたら嬉しいです(゚∀゚)
ではでは今日はこの辺で失礼します⁄(⁄ ⁄º⁄Δ⁄º⁄ ⁄)⁄

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